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他人と会話をしていると、やたらと人のことを探りたがる人がいませんか。 どこの出身だとか、学歴、親の職業、子供の学校、所得関係など、ほとほと嫌になるほど聞きたがる人がいますが、本当に迷惑でしょう。 このタイプには、どういった性格や心理をしているのかを検証してみましょう。それで対処法も分かるかもしれません。
プライベートなことにまで踏み込んで聞きたがる人は、たんなる興味本位などではなく、相手の状況を知って、自分の立ち位置を知っておかないと不安だからです。 相手の生活レベルの高さ、教育レベルの高さ、収入の高さ、教養の高さなどの情報を詳細知っていれば、自分のほうが有利に立てるのか、あるいはへりくだったほうがいいのかが分かります。 本当は、自分のほうが優位に立っていることを知り、支配欲を満足させるために、プライベートを根掘り葉掘り聞くのです。ですから、場合によっては相手に嫉妬心を抱き、自分と比較して欠点を見つけたら、周囲にそれを暴露する人もいるでしょう。 単なる付き合いのために、ある程度知っておくことも大切でしょうが、必要以上にプライベートには相手の踏み込まないほうが得策です。
根掘り葉掘り聞く人も、やみくもに聞いているわけではなく、聞きやすい人と聞きづらい人を選択して聞いているのです。 つまり、誰でもかまわずに聞いているわけではなく、内向的でおとなしく頼まれたら断れないようなタイプを人に対して、聞いています。お人よしな印象が見た目で伝わるため、格好の標的にされやすいのです。 逆に聞かれづらい人は、アクが強く、必要以上の質問には決して答えないようなタイプです。あまり聞いていると、自分に飛び火しそうになり、逆に質問攻めになる心配があるので、あきらめてしまうのでしょう。
聞かれた場合の対処法としては、のらりくらりとあいまいな返事ですることです。 ですが、どうしてもしつこく聞いてくる人には、相手の優越感を満足させるような言い方をすればいいでしょう。 たとえば、「旦那さんはどこにお勤め?」と聞かれれば、「オタクの旦那さんは服装からしてしっかりした企業にお勤めのようですが、うちなんか、ちっちゃな中小企業ですよ」など。 あるいは、「旦那さんの出身大学は?」と聞かれれば、「オタクの旦那さんほどじゃないですよ。そこらへんの地元の大学ですよ」など。 このように答えれば、相手も満足でしょう。 |
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