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警察のやり方に問題がないわけではありませんが、クルマを運転していると、ついうっかり速度オーバーの交通違反をしてしまうことがあります。そんなときには、つい愚痴っぽく言い訳をして自分を正当化することがありませんか。 たとえば、ちょっと気の荒い性格の人なら、そんなときに、「誰でも速度違反しているのに、警察の都合だけで捕まえるな」と言って責任転嫁をして開き直ったりします。 ここでは、言い訳の具体例をあげてご紹介しましょう。
また、会社から通勤手当が支払われているのに、じっさいは定期を買わないで不正に浮かしていることが発覚した社員が「みんなやっていることですよ」などと責任転嫁をする人もします。 実費弁償の出張なども、実際にはホテルに泊まらず友だちのマンションに宿泊させてもらったことが発覚したのに、「こんなことはみんなやっていますよ」と具体的に不正した人の名前まで出す人がいます。 「誰でもやっていますよ」という言葉の裏には、自分を正当化しようとする言い訳の本性や本音が潜んでおり、そういう人の心理には、みんながやっていることだから悪くない、自分だけ責められるのはおかしい、というのが言い分のようです。 ですが、悪いことは悪いことで、定期代をごまかすのは会社に対する詐欺行為です。 他人がやっていようがいまいが、抗弁の余地はありません。 @ 問題をすり替えて言い逃れするのは小物のワル それを「誰でもやっていること」と、問題をすり替えて言い逃れするのは、小者のワルのやり口です。 モラルも常識もない証拠ですが、こういう性格の人は世の中には多いものです。こういう小者のワルには、弱みやミス、インチキを見せないほうがいいですよ。 知られると「あの人もやっていますよ」と、自己正当化のためのネタに利用されるのがオチです。儲けになるオイシイ話や功になりそうな仕事の話の相談も、しないほうが無難でしょう。 いつの間にか、おいしいところをもっていかれる恐れがあります。 A 他人や状況のせいにする卑怯者 これと同じようなタイプに、何かに責任転嫁しようとする人もいます。 たとえば、上司に明日の朝までにこの報告書を書き直すように指示されていたのに、「急に指示されたので、時間が足りなかったのです」などと言い逃れしようとする人がいます。 何かトラブルが起きた場合、その原因をまず自分以外の何かに求める、つまり、他人や状況のせいにして、自分は悪くないと考える人です。 こういう人も気をつけましょう。 |
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