|
会話中に、相手が腕時計の時刻をたびたび確認したり、あるいはケータイやコーヒーカップなどを意味なくいじるしぐさをしたり、あるいは周囲をきょろきょろ見渡すしぐさをするなど、心ここにあらずという状態になったら、「あなたの話に興味はない」か「早くその場を立ち去ってしまいたい」と考えているのです。 相手にはっきりモノが言えない内気な人は、こういうサインやしぐさを出してあなたに知らせているのです。
自分の体に触る行為は、不安があったときとか、心配ごとがあったときなどに、緊張や不安を和らげるために、無意識にそういう行動に出ることがあります。 もともと、気が弱く、幼児性が強く残っている人に出やすく、依頼心が強い性格です。 また、口そのものを手で覆うこともありますが、鼻や唇をいじることで結果的に口を隠すしぐさになるときは、ウソをついている可能性が高いので、こんなときには、相手の話の内容には用心したほうがいいでしょう。
腕組みをするときは、胸の内を隠す動作であり、「胸襟を開く」のとは正反対の心理になります。 ですから、相手を拒否し、好意を持っていないことを意味しており、要はあなたとは打ち解けて話はしたくないということです。 うつ状態とか神経衰弱になると、少し猫背気味で腕組みすることもありますが、これは過度の緊張や不安を抱えている証拠で、あなたが話しかけてもほとんど聞き流しているだけでしょう。そんな余裕はないのです。 いつも腕組みをする癖のある人は、自然と偉そうに見えるもので、やや傲慢で尊大な気持ちを持っています。地位や権力にしがみつき保守的な考えをしています。
基本的に人間の動きは、大きいほど生命力があって元気な人であり、動きの小さい人は、それだけで気が小さく精神気力が弱い性格の人と判断できます。 ですから、会話をするときもオーバーアクション気味になる癖のある人は、積極的で開放的な性格で、自己アピールすることが強いのです。ただ、説得力はあっても、感情の起伏も大きいので、反対でも言おうものなら、食ってかかってくることもあるでしょう。 |
|
|||||||||
Copyright (C)2015. しぐさ・癖・見た目でわかる性格・恋愛心理・深層心理. All rights reserved. |