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映画にもいろいろなジャンルがあり、人によっては、洋画が好き、邦画が好き、アクション映画が好き、ラブロマンスが好き、コメディ映画が好きなど、いろいろだろうと思います。 誰でも、意識せずに、自分の好きな映画を観ているでしょうが、この好みの映画には、実はその人の性格や心理、あるいは内面が現れているのです。 たとえば、好みの映画のジャンルというのは、自分には無いものとか、自分が理想としているもの、自分が追い求めている、そうありたいと願っているものなどが、自然と表れているのです。 ここでは、好きな映画のジャンル別に性格とか心理をご紹介しましょう。
「ダイハード」とか「007」などは、派手なカーチェイスがあったり、ビルが無残に爆破されたりするなどして、人間も何人も死ぬシーンが多いですが、なぜか陰湿なイジメ的な感情はなく、気持ちがスカッとすることが多いですね。ですから、こういう映画を好む癖のある人は、日頃のストレスを身近に解消する手段にしているのでしょう。
最近のサスペンスは、最後まで犯人がわからず、最後にどんでん返しになるような筋立てが多くなっていますね。ですから、こういうサスペンスを好む癖のある人は、なんにでも好奇心が強く、ハラハラドキドキするような恐怖体験を望んでおり、マイにつの生活に刺激を欲しがっています。
ホラー映画は、どうしても残酷で血みどろなシーンが多いので、誰しも恐怖心や嫌悪感、あるいは不快感を味わうことになります。それでも、それをあえて見てしまうという深層心理は、日常生活に強い不満や不平が心の中に渦巻いており、少しぐらいの刺激ではそれが取れないのです。
恋愛にしても結婚しても、現実を直視しますと、いろいろな難問や嫌なことが想起されるものですが、恋愛映画を見ることで、一瞬だけでも、自分の理想と考えている甘い恋愛を味わうことができます。 ですから、いろいろと煩わしい現実生活から逃避して、夢のような美しい世界に浸っていたいと深層心理で考えており、大人になりきれていない面があります。
かつて高倉健主役で上映された「幸せの黄色いハンカチ」のような映画を好む人は、人生観がしっかりしていて堅実な生き方を望んでいる人です。日常の生活のなかに、人間としての生きる価値を見出し、現実生活を直視しようと考え、地についた生き方のできる人です。 |
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