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いつでも誰にでも敬語を使う人は、自分に対する自信、つまり、自尊心が低い人が多いです。 敬語は、自分より上の人に対して使うものですから、心の中で自分より上の人と感じたら、自然と敬語が出てしまうようになっているのです。 ここでは、上下の別なく敬語を使う人の性格や心理を探ってみましょう。
職場でも、先輩や後輩に関係なく、あるいは、親しくなった後でも、敬語を使う癖の人がいますが、あまりにも丁寧に対応しすぎるのも問題ありと考えたほうが良いでしょう。 あなたにもおそらく経験があると思いますが、相手から必要以上にていねいな言葉や敬語を使われたら、自分と相手の間に何か一線を引かれているようで、それ以上踏み込めないことがないですか。 @ 敬語を誰にでも使うのは、心を読み取られず距離を置きたい 敬語を誰にでも使う癖のある人は、一見、上品で礼儀正しい性格のように思われるかもしれませんが、本性、本音としては、自分の心を読み取られないように、感情を押し殺していたり、あるいは、ある程度の距離を置いてそれ以上親しくしないようにしようと、深層心理で思っている人もいるのです。 A 怒りや嫉妬心を書く壮途する真理が潜む 基本的に、人が敬語を使うときは、目上の人と話をするときか、公の場に出たときですが、それ以外に使うとしたら、まさに人を敬いながら遠ざけるときか、激しい怒りとか嫉妬心を隠そうとするときです。 喜んだり悲しんだりしたときは、へんに体裁を考えることなく、自然体でよいでしょうが、もし、怒りや嫉妬心が爆発しそうになったとき、その感情をそのまま出すというのは、子どものすることであり、大人の対応とはいえません。 そういう激しい感情を覆い隠そうとして、相手と話そうとすれば、どうしても必要以上にていねいな言葉になってしまう傾向があります。 ですから、敬語で話すことが習慣的になっている人は、感情をできるだけ出さないように徹底しており、素直に深層心理や感情を人に見せようとしないところがあります。 逆に言えば、嫉妬心や怒りの感情を感じやすい性格であるため、ふだんから丁寧に話したり、敬語を使うことで、自己コントロールの方法を会得したとも言えるでしょう。 また、丁寧な言葉や敬語は、人と一線を引くために、使うこともあり、こういう人は、他人の心の中に飛び込んでいけず、常に冷ややかな感情で人を見るところがあり、要するに、他人を信用できない人なのです。
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