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大学を卒業するまで、あまり怒られたことがなかったという人も、社会人になると、上司から叱られることは、しょっちゅうあることです。上司によっては静かに諭すように怒る人も入れば、烈火のごとく感情的に起こる人などいろいろでしょう。 ここでは、上司の叱り方、怒り方によって、どういう性格をしているのかを検証してみましょう。
上から目線で叱りつけてくる上司は、上下関係が厳しい人で、上司と部下の立場を明確にして、職務命令的な口調で屈服させようとするでしょう。 非常に権威を重んじ、絶対的な権限で従わせようとします。 こういう上司は、逆の立場の人に対して弱く、自分より上の上司に対しては、低姿勢で服従の姿勢を示します。できるだけ横柄な態度を取って、大勢の部下を持ちたいと考える人ですので、出世意欲は相当強いでしょう。 部下の仕事の成果は、自分の手柄にする人です。
下から目線は、自分は席についたまま、相手を立たして怒るような状態ですか、学校の先生が生徒を叱るような場合と同じ姿勢です。 一見、穏やかな感じを受けますが、上下関係があまにも明確なため、上から目線で怒鳴ることもなく、たんたんとした口調で話します。 ですが、自分の地位は絶対ですので、相手の意見や弁明などは一切受け付けず、部下は一人前ではないという考えです。
お互いに座ったまま、あるいは立ったままの状態で、叱るわけです。 こういう上司は、上下関係で相手を屈服させようと思っているわけではなく、年上が年下を叱るという関係でもなく、仕事をする仲間として接しているため、お互いにひとりの人間として向き合って叱ります。 相手の評価も地位ではなく、実績や実力で評価する傾向があり、誰に対しても対等に向き合うため、理不尽な叱り方をしないし、叱られる方も納得しやすいので、上司としては最も部下に好かれるタイプです。
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