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★携帯電話で一日に何回もメールのやり取りをしている人がいます。こういう人は友人が多いように見えますが、じつは心のどこかに孤独感を抱えており、誰かにやさしくしてもらいたいという気持ちを持っている人が多いものです。 しかも、メールには無意識のうちに「セルフ・プレゼンテーション」が働いています。これは相手の反応を計算に入れて、自己提示をしていく方法です。つまり、返信には自分が願っている言葉が綴られるように無意識に操作しているのです。 友人のメールで癒してもらっているように見えても、実際は自己完結をしているのにすぎないのです。本当の友情は生身の人間とぶつかりあってこそ生まれるものです。 メールを頻繁に使っているなら、一度対人関係を見直してみるのもいいかもしれません。
★人間は外見がすべてか、それとも内面が大切か、という話は置いておくとして、自分のパートナーが鏡やショーウィンドに映った自分を一日のうちに何度もチェックしていたら自信を失いかけているというサインです。 内面的な自信が失われているために、メイクやファッション、髪型などを整えることで自分の外面に価値を見出して、どうにか自信を取り戻そうとしているのです。 逆に考えると、鏡を見るという行為は、このように心のバランスを保つためには、欠かせないものです。
★喫煙者に自意識過剰な人が少なくないといわれています。 たとえば、自慢のファッションに「この前のシャツのほうが似合っていましたね」と無用なアドバイスをしたり、運転中に「この道、全然違うみたいですよ」などと少しでもプライドを傷つけるようなことを言ってしまったら、とたんにヘソを曲げたり、何倍にもなって言い返されることを覚悟したほうがいいでしょう。 そんな人への意見は、「ちょっと道路地図を見てみましょうか」などと遠まわしに伝えたほうがいいでしょう。
★あなたはどういう姿勢で寝ることが多いのでしょう。じつは、寝相にも隠された性格や心理が表れるという説があります。 @ 仰向けなら、自信があってオープンな性格。 A 横向きで少し膝を曲げた形は、バランスの取れた性格で人にも安心感を与えます。 B 胎児のよう丸くなるなら、自分の殻に閉じこもりがちな人です。 C うつ伏せは、自分中心で物事を進めたいタイプで、くるぶしを重ねたスタイルは、何か不安や悩みを抱えています。 ただし、寝相には一晩のうちに何度も変わるものだし、これはあくまでもひとつの説です。 一瞬目にした寝相だけで、相手の心理を決め付けないようにすることが大切です。
いつでも美しくありたいと願う女性たちは化粧に余念がありません。ただ、どんな部分に力を入れるかで、彼女たちの深層心理がわかります。 ★メイクやネイルケアなど見てわかる部分に凝っているなら、外向的で活発なことが多いです。 一方、肌の手入れなど基礎化粧にポイントを置いている人は、内向的な傾向があるといわれています。 化粧に限らず、ファッションは心理に影響を与えるものです。自信のない人が派手な服装でそれを隠しているうちに、いつの間にか本当に自信を持てるようになることもあります。 こうして心理作用を利用して積極的になりたい、外向的に振舞いたいというときには、ネイルケアや服装、小物などで、元気な自分を演出して見てはどうでしょうか。
次のような分類を行ったのが、心理学者のフリードマンとローゼンマンです。 @ 目標の達成に向けて精力的に動き回り、せっかちで完ぺき主義者な一面を持ち、競争心や攻撃性が強いタイプA。 A それとは対照的に、いつでものんびりとマイペースを貫くタイプB。 ★AとBのタイプを比べれば、出世しそうなのは明らかにタイプAですが、彼らの研究によれば、タイプBのようなマイペース人間のほうが心臓病にかかりにくいそうです。 タイプAは頑張りすぎてストレスが多くなるため、高血圧や心臓病のリスクが高くなるのだといいます。性格と病気の関連についてははっきりとしたことは解明されていませんが、もし自分がタイプAに近いと思ったら、適度な休息やリラックスを心がけるようにしましょう。
★知人が写った写真を見ていて、右を向いて顔の左側を多く見せている人がいたら、その人は裏表のない素直な人だと考えていいでしょう。 顔の左半分は感性や感情を司る右脳に、一方で右半分は知性を司る左脳の働きと密接な関係があるため、左の顔にこそ取り繕っていないその人の素の表情が表れます。 つまり、右を向いている人は無意識のうちに正直な自分を見せていることになるのです。 それとは正反対に左を向いている人は、慎重で計算高い人だといえるでしょう。
たとえば会社の同僚とランチに出かけて、オフィスに戻ってきたとしましょう。 ビルの3階にある自分たちのオフィスに戻るのに、「オレ、階段で行くから」と軽やかに階段を上っていくような同僚がいたら、この人とは仕事でもプライベートでも積極的に付き合うべきです。 ★体を動かすのが苦にならない人は、自然と何事もポジティブに考えることができるからです。 消極的な人よりは、些細な失敗にもめげない積極的な人と付き合っていくほうが仕事をしていくうえでは賢明でしょう。
@ 会社のデスクまわりで使っているゴミ箱の中をのぞいてみると、そのゴミ箱を使っている人の心理が垣間見えます。 いらなくなったレシートや書類などの紙くずなどがどれもグシャグシャに丸めて捨ててあったら、それは自分でも気がつかないうちにストレスフルな毎日を過ごしている証拠です。 ゴミを力いっぱい丸めることで仕事のイライラを発散しようとしているのです。ストレス発散とはいっても、これは一時的なものにすぎません。ストレスの原因と向き合うことや、効果的なストレス発散法などを考えたほうがいいかもしれません。 A 会社のデスクには常に電話用のメモを用意していますが、そのメモに何が書かれているかで心理がわかります。 そのメモ帳をパラパラめくったときに、もしもそこに何重にも書かれた○や△など意味のない落書きが書かれていたら、それは知らないうちにストレスを感じている証拠です。 クレームの電話だったとか、それともあまり長電話しすぎたことが原因かもしれませんが、とにかく何らかのイライラで落書きをすることで自制している証拠です。
★やたらと金融商品に詳しく、お金を増やすことに熱心な人がいます。そういう人は、老後を考えた堅実なタイプのように見えますが、将来のためというよりもむしろ、現実にお金が増えていくことに喜びを感じていることが多いものです。 じつは意外に心配性で、たとえば100万円貯めたら次は300万円、次の目標は500万円というように、これぐらいあれば大丈夫という上限がないタイプです。 お金を貯めることで不安な気持ちを落ち着かせているのです。こういう人は、倹約家かというと、そうとは言い切れません。わずかな金額を出し渋る反面、必要のないセール品を衝動買いしてしまうこともあります。
★ストレスが溜まると、いつもと違うことをしてみてスッキリしたくなるものです。 ショッピングをすることもストレス解消の手段で、思い切りお金を使うことで滅入ってしまった気分を解消しているのです。 しかしこうした解消法は最初のうちはいいですが、度を越すとローン地獄に陥ることになります。もし、友人に派手な金銭感覚の人がいたら、ストレスを溜めやすい人かもしれません。 飲みに誘ったり、一緒にスポーツを始めたりして、買い物以外にストレス解消法に目を向けさせたほうがいいでしょう。 ⇒続きはこちら |
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