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「目は社会の窓」と言われているように、目線の動きや目のしぐさ、目の輝きなどは、その人が心のうちで何を考え、どうしたいのかなどが、端的に表現されているものです。 たとえば、会話をしていても、視線を合わせない人がいたり、話すときに目が泳いでいたり、上目遣いになったり、あるいは、目をこする人など、いろいろな癖がありますが、これらはすべて、その人の心のメッセージなのです。 ★ここでは、目線の動きや目のしぐさから、どういう心理・性格がわかるのかをご紹介しましょう。
会話中に上を向いたり下を向いたりして、視線を合わせないようにしている人は、相手の話に興味がないか、相手にウソを見破られないようにしている心理があります。 もし、彼との会話中に、落ち着かないような周囲をキョロキョロしているのであれば、別の女性に興味が移っているのかもしれません。 なかには、コンプレックスを抱いているか、脅威や恐怖を感じていることもあります。
会話中に必要以上に目が泳いで落ち着かない人がいますが、これは内向的な人で、会話下手なため、なかなか相手の目を見て話せない場合があります。 男女関係では、異性と話すことに慣れていないため、会話をしてもおどおどしているのかもしれません。親しくなったら視線が合ってくるでしょう。
一般的な会話では、じっと見つめながら話すことはないでしょう。お互いに見つめられたら、緊張してストレスが溜まってしまうからです。 ただ、男女間の会話では、好きな女性と話している男性は、じっと見つめながら話を聞いているもので、それは好きだというサインと考えてもいいでしょう。
「目は口ほどにモノを言う」という言葉がありますが、ある意味では、言葉で話す以上の効果があり、会話中などに目をこするしぐさをするだけで、「その意見には反対だよ!」としっかり否定している意思表示になるものです。 また、目をこする動作は、人から自分の目を隠す意図もありますので、自分の本音を隠したいときにも出ます。つまり、ウソをついているような場合です。
話していて瞬きが多くなる人がいますが、ウソをついている可能性が高く動揺しているのです。つまり、ウソがバレるのではないかという不安感から瞬きの回数が増えるのです。 たとえウソをついていない場合でも、プレッシャーや不安を感じていたり、あるいは、悪事がバレるのではないかと緊張状態にあるときに、瞬きを多くなったりします。
上目遣いをする人は、相手に権威を感じているとか、あるいは、多少恐怖を感じているときに多く見られるしぐさです。ですから、日常的に上目遣いが癖になっている人は、相手の意志に従いたいという心理が潜んでいます。 また、女性が男性を見る場合は、相手に好意を抱いており、甘えたいという願望を持っているし、好きな男性に自分の言うことを聞いてもらいたいという心理が含まれています。
目を横にそらした場合は、相手に苦手意識があって、話したくないといったマイナスイメージを持っています。ストレートに嫌いと言えない心理から目線を横にそらして避けようとするのです。 女性の場合は、「相手に興味がない」というレベルではなく、「あなたの顔など見たくない」という強い嫌悪感情からそらすことが多いようです。いずれにしても、恋愛関係では、目を横にそらされたら脈がないと思って退散したほうがいいでしょう。
よく会話していると、何かを話そうとしても思い出せないために、右上を見ながらちょっと考えるようなしぐさをすることがありますね。 このようなときには、現実世界のことではなく、未来のこととか、これまで経験したことのない情景を頭の中に作り出そうとしているのです。 恋人同士なら、結婚のこととか、マイホームのことなどを考えているのかもしれません。 また、うそをつくときも、右上を見ながら、言い訳のストーリーを考えていることがあります。
左上を見る人の心理は、過去の記憶を映像的なイメージで思い起こしているときです。 話しているときに左上を見て考え込んでいるのは、会話中に過去の話が出たので、それを映像として思い出そうとしているのです。 たとえば、友だちが「昨日の夜、電話したのに不在で出なかったけど、何をしていたの?」と尋ねられたときなど、左上を見ながら昨日の出来ごとの情景をしっかりと思い出そうとしているのです。
自分の考えをまとめようとしている。ただし、今の話題について考えているとは限りません。上の空だったことをごまかすときにもしがちな動きです。 |
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