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★手を組む姿勢に注意しましょう。 @ 話の途中で頭の後ろで手を組むのは、一見、伸びをしているようですが、じつはかなり飽きているサインでもあります。 A さらに体を動かすようなら、相当退屈に感じていると思っていいでしょう。 B ですが、同じ手を組む行為でもイスの後ろでそういう態度を取り始めると、まったく違う意味になります。そこには気持ちを切り替えて、もう少し話を聞きたいという本音が隠れています。相手がイスの後ろで手を組んだら、少し休憩をとったり、お茶を入れたりして仕切り直してみましょう。
初めて会うのに身体を近づけながら話したり、肩をポンポンと叩かれたりすると、「うさんくさいヤツ」と感じてしまうものです。 ★こういう人は、相手の気持ちを察したり、空気を読んだりできないゴーイングマイウェイ型で、実力の有無にかかわらず自分に自信があるタイプといえます。そんなときは、こういうタイプの人なんだと納得し、深く気にしないようにするのがいいでしょう。 どうしてもイヤなら、席を変わってもらうなど、さりげなく距離をとるのもひとつの方法です。 もともとあまり深く考えて行動しないので。離れることで相手を傷つけることはないでしょう。
意識して見ると、会話をしているときに自分も相手も想像以上に手を動かしていることに気づいたりします。まったく意味なく動かしているつもりでも、じつはそこに深層心理が隠れているものです。 そこで、さまざまな手の動きがどんな本音の表れなのかを知っておくと、商談でも会議でも日常会話でも場の空気が読めるようになります。 ★たとえば、ペンや指で机をトントン叩くのは長話を早く切り上げたいサインです。一見、会話が盛り上がっているように見えても、こんなサインが出たらそろそろお開きにしたほうがいいでしょう。
★話し声が大きい人には子供っぽい人が多いです。小さな子供が「お母さん、聞いて! 聞いて!」と大きな声でアピールするのと同じで、「自分の話をもっと聞いて」「自分にもっと注目して」という願望が強いのです。 また、声が大きいのは自信のなさの裏返しでもあります。自分に自信がないので、逆に虚勢を張って大きな声を出しているのです。 こういう人は自分がどんなにすごいかという自慢話をするのが大好きなので、こちらも子供の話を聞くように「え!そうなの すごいねぇ」などと大きなリアクションで聞いてあげることです。 こちらの反応が薄いと、それこそ子供のようにすねてしまうから気をつけましょう。
もしも自分の目をじっと見つめて挨拶をする人がいたら、「誠実で真面目そうな人だ」と感じてしまうのは禁物です。 ★じっと相手の目を見るというのは「相手よりも優位に立ちたい」という願望の表れでもあるからです。自分のペースに巻き込んで、主導権を握りたいと考えている人かもしれません。そんな人に出会ったら、しっかりと目を見返すほうがいいでしょう。 それは「お互いに同じ立場でいきましょう」という暗黙の意思表示でもあります。そうすれば対等な立場で話を進められるはずです。
★相手をじっとではなく、しっかり見つめて話す人は、比較的社交的な人で、あなたと仲良くなりたいというサインを出しています。 あなたに興味があって、もっと知りたいという気持ちが視線に表れています。しかし、気をつけなければならない場面もあります。 たとえば、相手が「だましのプロ」という場合です。よけいな情報を与えないために相手の視線を固定し、目をそらさないで話します。 これは「目を見て話されたら弱い」という人間の心理を利用しています。警戒すべきは、それほど親しくないのにじっと見つめて熱心に話すような人です。 こんなときは、いったん相手の目から視線を外して冷静になる時間を持つべきであります。
会話をしていれば、相手と目が合うものですが、あまりに目を合わせてくれない人もいます。その場合、3つのケースが考えられます。 @ あなたにまったく興味がない人です。この場合、長々と話をするのは時間の無駄かもしれません。 A 自分にコンプレックスを持っていて、もともと人と視線を合わせられない人です。見つめられると自分がどういう人間か知られそうで怖いと感じているのです。けっしてあなたに関心がないわけではないので、こんな人にはリラックスできるように穏やかに話しかけてみましょう。 B あなたにとても興味を抱いている人です。たとえば、3人で会話をしているとき、そのうちのひとりがあなたをまったく見ようとせず、もうひとりの友人とばかり話していたら、あなたは嫌われていると思うかもしれません。しかしその人は、意外にも興味がありすぎてわざと目をそらすという、あまのじゃくな行動をとっているのです。だからこそ、こういう人と2人きりで会えば、一気に親密になれるかもしれません。
★丁寧に深々と頭を下げてお辞儀する人は、単に礼儀正しいというだけではありません。相手を優位に立たせることで「反抗したり争ったりする気はない、あなたに敬意を表しますから、ここは無難に丸くおさめましょう」という気持ちを表しています。 だからこんな挨拶をされたらよけいな寄り道をせず、単刀直入に話を進めてうまくまとめることです。相手もそれにきちんと協力してくれるはずです。 いうまでもないことですが、相手が自分に敬意を表してきたからといって、大きな態度になってはダメです。あくまでも、「協力し合う」という姿勢が大切です。
★相手の気持ちをはかりたければ、握手のときの力の具合に注目しましょう。 強く握られた場合は、あなたに好意を持っている証拠です。いい関係を築きたいという気持ちが力の強さに表れていますので、もしあなたも同じ気持ちなら、ぎゅっと握り返すことです。 一方、手を差し出すだけで軽く握る程度なら、それほどやる気はないと判断していいでしょう。たとえ顔はにこやかに笑っていたとしても、親しくなるのは難しそうです。 あれこれお願いをしてもスムーズに進まないかもしれませんので、過剰な期待は禁物です。一定の距離を置いて付き合うほうがうまくいくかもしれません。
★クライアントに新商品の提案をしていて、相手が話の脈絡とまったく関係ないところでよくうなずくようだったら、あなたの話はほとんど聞いてもらえてないとあきらめたほうがいいでしょう。 相手はあなたの提案に興味がないか、あるいは次の予定が詰まっているか、いずれにしても早く話を終わらせたがっているということです。 相手は、本音を悟られないように表面上は話を聞いているというサインを見せているにすぎないのです。こんなときは別の提案に切り替えるか、あまり印象を悪くしないように早々に退散しましょう。 ⇒続きはこちら |
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