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理想的な男の脚は、昔から筋肉質の脚といわれているだけあって、座り方や立ち方にもそれが表れているように、脚は安定と力のシンボルであると同時に、性的魅力をアピールする手段にもなっています。 しかし、体質的に思い通りの筋肉をつけることができない男もいれば、環境的に筋肉を鍛えられない状況におかれてしまう男もいます。 長い間、脚をすっぽり隠してしまうズボンがファッションの主流を占めているのは、この不公平を是正するための策ともいえます。脚を鍛える機会が極端に減っている先進国の男が、ほぼ100パーセント、長いズボンを着用しているのがその証でしょう。
男らしさにこだわる男は、両脚を広げて立つことで強さと優位さをアピールしようとします。両脚を広げてしっかり地に踏んばれば、多少の衝撃では揺るがないという安定感を示すことができるし、そんな自分のそばにいれば、外敵から守ってやることができるのだと女性に対して誇れるからです。 また、両脚を開いて立つと、自分の大切な性器部位が無防備な状態にさらされることとなり、「その部位をかばうことなど少しも考えていないよ」というアピールともなり、優位に立とうとするのです。 このように性的な意味合いが強く、男性に対してはけん制の意味があっても、女性に対して男の性的魅力をアピールしているのです。
中立的な立場をとりたいと考えており、特定の意思や感情などを伝えるつもりはなく、「自分は害を与える人間ではない」ということを無意識に表わしています。 また、両脚をきちんとそろえた姿は、丁寧な印象と同時に、堅苦しく他人行儀な印象があります。それらはすべて、その人の心理を象徴しているわけです。
そこには、「私のような者と会っていただいて感謝している」という丁寧さと同時に、「会ったばかりで、まだまだ気を許すことはできない」と慎重さも表わしています。 女性の前で直立不動の姿勢を崩さない男は、その女性に対して不快感は持っていませんが、特別な感情も持っていないということになります。
その女性に興味を持ち、ほどなく自分の魅力のとりこにできるという自信を持っているといえます。しかし、このような姿勢は、瞬間的なポーズというよりも、生来のクセとして身についているものです。
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