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もしクルマを運転するなら、クルマに乗ると人が変わるといわれたことが一度や二度はあるのではないでしょうか。 また周囲にそんな人はいないでしょうか。 たとえば、気持ちよくクルマの運転をしていて、ふと見たバックミラーに映った後続車が車間距離を開けずにぴったりくっついているのに気づいたとき、アクセルを踏んでスピードを上げ、後続車を引き離そうとした経験はありませんか。 人間はハンドルを握ったときの癖で性格とか心理が丸出しになってしまいます。 適当な車間距離を保って走っているとき、突然隣の車線から割り込みをされ、ムカッとし、思わずスピードを上げて抜き返したことなどないでしょうか。 前のクルマがモタモタと走っていると、ついついクラクションを鳴らしてはいないでしょうか。 こんなに強引な運転の癖のある人でも、いざクルマから降りると、感じのよさそうな温厚な人だったりするのです。
そこに隠されている心理とはどういうものなのでしょう。 @ パーソナル・スペースが広がり、車そのものが自分になったように錯覚する クルマに乗ると、人は自分の個人的空間(パーソナルスペース)が広がったと感じるようです。 そして気が大きくなり、クルマそのものが自分自身になったように錯覚してしまう心理です。 A 車間距離がなくなると、パーソナル・スペースの確保のためスピードを上げてしまう心理が働く そして、後続車にぴったりくっつかれたり、突然割り込みをされたりすると、パーソナルスペースが侵されたと感じ、危険を顧みず自分のパーソナルスペースを確保しようと試みるためだと考えられています。 しかし、この危険な割り込みやスピードの出しすぎなどが、交通事故の大きな原因の一つです。 クルマを運転する際には、気が大きくなる自分を重々戒めたいものです。 |
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