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つの時代も、男性は結婚を目前にすると、嫁と姑の関係に頭を悩ませるもので、自分の好みだけで女性を選べなくなるものです。 自分が好きになった女性が、必ずしも、母親の気に入るとはかぎらないからです。それにはさまざまな理由があります。
@ 一人息子を嫁に取られてしまう不安 B この嫁が果たして老後、大切にしてくれるかどうかの不安 C のちのち遺産を渡さなくてはならない不満 D 自分の言うことを素直に聞いてくれるかどうかの不安 こういった不満や不安をもつ母親を納得させなければならないのですから、男性も大変です。
逆にいえば、そんな苦労を背負っている彼を、側面から援助する女性がいたら、彼はずいぶんと感謝するのではないでしょうか? 知り合ったばかりでは、彼の母親に心配りはできませんが、それでも彼の子ども時代の話が出た折には、 「お母さまって、大変だったのね」 など、彼の母親への親近感を表すことはできます。 たったそれだけでも、彼は「この女性なら母親とうまくやってくれるな」 という印象を持つでしょう。この印象はとても大事なもので、彼の悩みの一つを解消する力になります。
それにしても、近ごろは一人っ子がふえてきたため、以前より舅姑との同居結婚が多くなってきています。あなたの好きになった彼が、同居派だったときには、もう観念して、舅と姑を味方につける作戦を考えたほうが、断然トクです。 自分の夫なのだから「私に味方してくれる」などと、甘いことを考えてはいけません。夫婦の関係より、親子関係のほうがはるかに強い、と思うべきです。夫が敵になるとはいいませんが、味方でないことはたしかです。
それだけに、彼は母親に親近感を持ってくれる女性ほど、安心するに違いありません。 基本的なところをいうと、 「私って、お味噌汁作るのが好き」 と、つき合っている間につぶやくといいでしょう。これは間接話法で「あなたの母親の好みと一緒よ」という気持ちを伝えたことになります。 また「和食好き」も効果的です。間違ってもフランス料理、イタリア料理、ベトナム料理が大好き、などいわないことです。それらはもし結婚できたら、夫と二人だけで食べに行けばいいのですから。 この食事の問題は、同居確実の彼だったら、もっとも頭を痛めるところだけに、なるべく安心させることがコツです。
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