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 ゴルフに限らず、マージャンやパチンコのギャンブルでも、その人の打ち方とか、お金の賭け方をみれば、その人の本性、本音はすぐに分かるものです。 とくにゴルフは個人プレーのメンタルスポーツでありますので、その人のショットやパットの入れ方などを見れば、その人の性格がよく出ています。
とにかくドライバーを目いっぱいスィングする人の本音には、楽天家で、その時その時を楽しめたら良いという、積極的で前向き志向があります。 ただ、ドライバーをしっかり振り切る人は、調子のよいときは、ボールも距離が出てフェアウェーに残るでしょうが、少し調子が悪いと、林の中へ入れたり、バンカーに入れたり、いずれにしても、ОＢになる危険性を大いに秘めています。 それでも、豪快にショットする人の本性には、危険などお構いなく打ちまくって、ゴルフを積極的に楽しめたらよいという楽天性が潜んでいます。
プロゴルファーが手堅くスコアをまとめようとするのは分かりますが、素人でグロスで１００前後のスコアでしか回ったことがないような人が、どんなに手堅くまとめようとしても、まとまるものではありません。 ですから、一見、手堅そうには見えますが、その本性、本音には、神経の細やかさがあり、心の中は、いろいろなシチュエーションを描いては自ら自滅していくタイプが多いのです。 一般的に、素人がゴルフをする場合、手堅く打っていったからといって、必ず思った場所にボールを飛ばすことなど不可能で、フルショットで打ってもハーフショットで打っても、フェアウェーに残る確率は五十歩百歩なのです。 また、このタイプの人は、ひと言耳元で「調子がいいね」と囁けば、一気にそれからスコアが崩れ去っていくような繊細な神経を持っていますので、相手のペースにすぐにはまり込んでしまうところがあります。 相手の調子が悪いときには、自分も悪くなり、相手の調子が良ければ、自分のスィングも良くなるなど、要は他人に同調してしまうのです。 |
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