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グラスの持ち方の癖やしぐさを見るだけで、その人の性格や心理が出ているものです。 たとえば、グラスを片手で持って豪快にお酒を飲む人は、ご察しの通り「大ざっぱ」な性格の持ち主で、細かいことは気にしないので、大勢の飲み会でも楽しめる人でしょう。 また、両手でグラスを持つ人は受け身で、初対面の人の前では上手に話せなくなることがあり、あるいは集団行動が苦手な人は飲み会の際、両手でグラスを持っていたりしているものです。
酒を飲んだら性格が変わる人がいますが、これは性格が変わったというよりも、その人の本性が出たと思ったほうが良いでしょう。 昼間の顔というのは、だれでも人に見せても良いと思っている営業用の顔をしているものです。 たとえば、お坊さんなら、お坊さんのように振る舞い、先生なら、先生のように振舞っていますが、それがその人の本質ではないはずです。暑いときにはビールも飲むし、夜にはパンツ一枚で寝ているものです。そういうところに、その人の本質が潜んでいるものなのです。 それと同じように、お酒を飲ませたら、その人の本性が出ますので、とくにグラスの持ち方などを観察しましょう。
彼が飲んで酔いつぶれていても、グラスを間違いなく利き手で持つようであれば、どんなときにも失敗は許さないという気持ちが強いため、つき合うには骨があるかもしれません。 ちょっとした行き違いで恋が破れることもあるでしょう。
日本酒の入ったコップを持って、豪快に飲むような人は、性格的には、小さなことにこだわらない大雑把なところがあり、何ごとがあってもクヨクヨしないような楽天家であります。
自分の世界に没頭する人で、たとえ横で同僚がカラオケでにぎやかに歌っていても、まったく気にせず、また、話しかけても真剣に話は聞いていないものです。 このようにグラスが空になっても、グラスを握ったまま放さないような人は、自己中心的な傾向があり、つき合ってもあなたを楽しませてくれる人ではないでしょう。
ちょっと気取った人が多いですが、悪気はない人です。 ただ、自信家であるので、「よいしょ」しておくと、いろいろとあなたのお役に立つ人になるでしょう。
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