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人と人とが親しくなっていくためには、三つのしぐさが重要だと、心理学者のボウルビーは指摘しています。 ひとつは、デートのときに彼を見つめるしぐさ、二つには、彼に微笑むしぐさ、三つには彼に触れるしぐさです。
この「スマイル(微笑)」「スキンシップ(接触)」「サイト(視線)」がそれで、心理学では「3Sの法則」といいますが、これを活用したら、どんな相手でも好印象を残せるはずです。 女性からほほえみかけられて、いやな男性は一人もいません。さらに肌に接触されたら、彼も喜んで接触してくるでしょう。 たとえそれが偶然の肌の接触だとしても、そのままパッと離れなければ、好感は継続します。 また女性の熱い視線が男性の目に当てられたら、彼はドギマギするかもしれません。とはいえ、快いうろたえになるはずです。
一般的にこの「3Sの法則」は、第一印象をよくするのではなく、「別れ際の印象」を強めるためのものです。というのは、会ったばかりで視線をからめたり、肌の接触を図るのはむずかしいからです。 その点、別れ際に熱い視線を送ったり、軽く抱擁するのは、それほど困難ではありません。 そして非常に重要なことは、別れ際によい印象を残すと、彼の心の中に、あなたの好印象がずっとつづく、ということです。 心理学的にいうと、好意が愛に変わる過程は、このように心の中に彼、あるいは彼女の残像がつづいていくからです。 いっぺんに変わるわけではありません。その点、第一印象は瞬間的に感情であり、好感を与えることはできますが、それを愛にまで高めるわけにはいきません。 愛にまで高めるものは、この3S効果の印象を継続する力です。 ぜひデートの別れ際には、微笑と肌の接触、それに「大好きよ」というまなざしを贈りましょう。 |
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