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世の中には、流行に縁のない人もいれば、流行に敏感でいつも流行を追っかけていなければ気のすまない人もいますが、その流行にたいする程度で、その人の本性、本音、それに潜む心理が若干見えてきます。 人の言葉を信じやすいかどうか、つまり騙されやすいところがあるかどうかが、よく分かるのです。
流行に敏感な人は、人の言葉を信じて騙されやすい深層心理に潜んでいます。 たとえばファッションセンスやヘアースタイルなどに自信がないため、人よりも後れては大変だという不安心理をいつも抱えており、その不安心配を払拭するために流行モノに飛びつくのです。 しっかりした信念と自信があれば、自分のスタイルというものを持っているので、周囲の動向に惑わされることはないのですが、自信がないため、人の言葉で洗脳されやすいのです。
逆に、流行に鈍感な人は、周囲が見えていないし、人に対する配慮などができない性格の人です。自信や信念の有無にはあまり関係しませんが、自信にやや欠けている人は、周囲が流行に染まったことに気づくと、さすがに平静ではいられなくなり、流行にあわせてみようという気になってきます。
いっぽう、自分に自信がある人は、周囲が流行一色になっても動揺しませんが、やや頑固な性格です。 最後のタイプとしては、流行には敏感で先を読む力もありますが、流行に流されない人で、流行に対して批判的で、意識的に流行にあわせようとしない人たちです。 このタイプの人は、根っから流行に鈍感な人と違って、周囲がよく見えるし、先を読む力もあり、たとえば、靴とかアクセサリー、あるいはヘアースタイルなどである種の形や色が流行っていても、次の流行はどういう形になるとか、あるいは流行色の色などを予測することさえできます。 それでも、流行に追随しないのは、相当の自信家タイプで、社会の流れに逆らうような頑固さも秘めているのです。 それだけでなく、自己顕示欲も強いところがあるため、あえて流行にあわせず、かえって、流行を批判することで、自分が人とは違った人間であることをアピールしようとするのです。 |
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