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寝相のことを正しくは、臥相(がそう)というようですが、眠っている意識のない間の行動だけに、むしろ深層心理が出るものです。 この寝相は、つき合いしているときには、なかなか見えにくいものです。なぜならホテルに行ったとしても、泊まることはめったにありませんし、また冬期、寒い時期でないと、ふとんに潜り込むことはないからです。 そこで結婚してから、女性は初めてこの寝ぐせを知って、怒るか、あきれ返るのです。「早く起きて」といえばいうほど、潜り込んで起きようとしません。 女性としては、せっかく自分が早起きして、朝ご飯の用意をしているのに、夫は毎朝遅刻するかもしれないのですから、イライラして当然でしょう。
現実を直視したくないからです。たぶん、会社に出ても、おもしろくないことが待ち受けているのでしょう。それを見たくない、聞きたくないから、ふとんに入って、少しの時間でも逃避したいのです。 こういうクセは、深い関係にならないと見抜けないものですが、それでも相手に何気なく聞いてみるのもいいかもしれません。
もし、こういうクセがあれば、ほかに心配なことがあっても、逃げ出してしまうタイプであれば、間違いなく無責任型の男性です。 このタイプは、電車に老人や妊婦が乗ってきても、狸寝入りしますから、すぐわかります。なかには、一緒にいる女性も狸寝入りしている人もいますが、そのときはたしかにラクでしょう。ですが、「こんな男と一緒にいたら、いつか責任逃れされる」と思ってほうがいいでしょう。 「早く私の両親に会って、結婚するっといってね」と女性が頼んでも、生返事して、一日伸ばしにしていく男性が、この現実から逃避する潜りタイプです。 男心がわからない、という人は、彼の言葉や行動にいちいち、敏感に反応してしまう女性に多いようですが、これでは、神経質になって、考え込む以外にありません。 それより、こういう珍しいクセや習慣から、見抜いていくほうが、本質に迫れると思います。たとえばこれに似た寝方で、えびのように丸まって寝る男、あるいはふとんや枕に頭をくっつけて寝る男も、現実逃避型です。 自分を小さくすることで、無意識に面倒な問題を避けようとしたり、顔を隠すことで、厄介な問題を見ないようにするわけですが、できれば、この弱いタイプの男性とは、結婚したくないところです。
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