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自分が周囲の人と会話しているのに、横から割って入って話を遮るという人がいませんか。 人の会話に割り込んだり遮る人の心理には、いろいろなものがあるでしょうが、ここでは、その心理や性格の一端をご紹介しましょう。
ちょうど、子どもがとっておきの知識をひけらかすと、「そんなこと、僕だって知ってるよ」という子がいますね。まさにこの心理です。 自己中心的で、自分がリーダーシップをとって上手くいっている間は注目されていい気分になっているはずです。ですが、自分よりさらに別の人が注目されるようになると、機嫌が悪くなって他人の足を引っ張るようなこともあります。 自分の自信のあることはいいことですが、他人を尊重して相手の話を最後まで聞いてあげないと、いつのまにか周囲から敬遠され離れていってしまう危険性があるので注意することです。
会話中に話を遮る人の心理には、自分も仲間に入れてくれ、つまり自分を認めてほしいという心理が働いています。注目されていないと寂しくて不安になってしまうのでしょう。 ただ、周囲の空気が読めるのなら、別にたいした問題でもないのですが、こういう人は、人が楽しげに話しているのに、その話題を断ち切って自分の話題にすり替えるから、人から疎まれてしまうのです。 自分を認めてほしいのは分かりますが、話を遮るタイミングを間違わないようにしないと、人から嫌われます。その対応としては、やはり人の話に真剣に耳を傾けるようにすることが大切でしょう。相手が7割程度話したら、自分は3割程度に抑えることです。
会議中で他の人が意見を述べているのに、その人の意見を遮ってしまう人は、自分の考え方が論理的で正しいと思っているため、人の話に耳を傾けず、自分の意見を押し付けようとする心理があります。 たとえ、遮った人のほうが、すぐれた案を出したとしても、相手の意見を最後まで聞けないのは、仕事を進める上でのルール違反でしょう。こういう人はいくら有能であっても除されてしまう可能性があります。
仕事で議論しているときに、いい案を思いついて、忘れないうちに披露しようと思って、人の話を遮ってしまう場合です。 こういう人は、自分の性格を知っているため、途中で気まずそうに「ちょっと出すぎてしまってすみません」と謝ったりしますから、周囲もつい許せてしまうのです。 悪気のないそそっかしさは、周囲から愛される人が多いので、問題はないでしょう。
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