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ふだんの言葉と違って、笑いというのは、思わず表に出てしまう感情のようなものです。だから、そのぶん、コントロールがむずかしい。笑い方には、人の本性がよく現れるものです。 とくに、豪快に笑う人は扱いにくさがあるので注意が必要でしょう。
@ 口の端をちょっと上げて、にやりとシニカルに笑う人 ひと筋縄ではいかない屈折した性格であることが多いです。 A 気持ちよく「ハッハッハッ」と大口を開けて笑う人 豪快で闊達な性格であることが多いです。つまり、笑い顔には、そのまんま本性が現れると思っていいでしょう。 たとえば、初めて会う取引先の担当者がどんな人なのか、さぐりを入れたいときには、ほんの5分でも雑談を振ってみて、笑い方に注目するといいでしょう。 「ご趣味は?」という質問に、「いやァ、実は釣りが好きでして」などと笑った顔が、屈託なくいかにも「いい人そう」だったら、だいたい、いい人と見ていいでしょう。 B 「いや、とくに趣味はありません」と口元だけで笑う顔 この笑った顔が、「とっつきにくそう」だったら、だいたい、とっつきにくい人、思っていれば、9割以上は当たるはずです。
ひとつだけ注意しておきたいのは、必要以上に豪快に笑う人です。 「大丈夫、大丈夫!私に任せておきなさい! ガッハッハッ」 「いやぁ、キミも頑張りたまえ!ガッハッハッ」 そういうタイプは、豪快な性格ではあっても、多少、独善的な傾向があります。つまり、ワンマンで人の意見を聞かないのです。いつも自分が中心にいなければ気がすまないたちで、プライドが高いのです。 だから、 「社長、大丈夫とおっしゃいますが、このところの業績は・・・」 などと、相手の意見に異を唱えようものなら、突然、不機嫌になって当り散らす、という事態にもなりかねません。 なかなか扱いにくいタイプなのです。
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